●12月エコアップ活動報告

 18日(土)、肌寒い季節となりましたが天気に恵まれ、水の中での作業も順調にこなすことができました。今回は、引き続き上流ワンドの開放水面を広げるための草刈りと、干潮時にワンドの水がなくならないように作った土手の補修です。上流ワンドとトンボ池の生きもの調べも行いました。

○時  間:9時30分〜12時30分
○参加隊員:6名
○講  師:三森典彰氏
○天  候:晴れ
○気  温:トンボ池 14.0℃、上流ワンド 15.0℃
○水  温:トンボ池 11.0℃、上流ワンド 13.0℃
○潮  汐:大潮(干潮 12:30、満潮 18:41)
○観察できた生き物
【上流ワンド】 昆虫類:コツブムシ、ヒメアメンボ、ゲンゴロウの仲間 甲殻類:クロベンケイガニ、アリアケモドキ 魚 類:オイカワ、アベハゼ、マハゼ、カワアナゴ
【トンボ池】 昆虫類:コツブムシ、ヒメアメンボ 両生類:ウシガエル(幼体) 甲殻類:アメリカザリガニ、ヌマエビの仲間 魚 類:モツゴ

 草刈り作業前の上流ワンドです。オイカワの子どもが群れて泳いでいるのが確認できました。今年の夏に本流で産まれたものがワンドに入ってきたのでしょう。魚の子どもが育つ場として、上流ワンドが役立っていることがわかりました。
 今回の草刈りで上流ワンドは奥側に向かってだいぶ水面が広がってきました。ワンドの中に入ると歩きやすい場所と歩きにくい場所がはっきりわかります。歩きやすい場所は今年泥上げをしてきた場所で、その状態が保たれているということです。
 干潮時にワンドの水がなくならないように、10月の活動で土手を作りました。自然と土手のわきに水路ができて、ワンドと本流の水が行き来しています。土手に刈ったヨシを敷き、その上に泥のせて補強しました。
 水がどれくらい透き通っているかを、透視度計を使って見てみました。上流ワンドは50センチ以上、トンボ池は9.5センチ〜23センチと場所によってかなり違いがあることがわかりました。
 トンボ池の生きもの調べをしました。相変わらずトンボの幼生(ヤゴ)は見つかりません。昨年の冬はウシガエルのオタマジャクシがたくさん見られましたが、今年はあまり見られませんでした。
  トンボ池で見られたモツゴの子どもです。数は少ないものの毎年小さな子どもが見られるので池の中で繁殖しているようですが、育ったものが見られないのが気になります。


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