第2回エコアップ講座
 9月13日、8月に引き続き三森典彰氏を講師にお迎えして、第2回のエコアップ講座を実施しました。今回は、上流ワンドの自然環境の状態を知るため、生き物調べを行いました。水量の少ない干潮時であったことや一回の調査では判断しにくい部分がありますが、魚類や水生昆虫などの姿が少ないのは、潮が満ちていない時の水量が少ないこと等、水辺環境の多様性が不足しているのではと思われます。本流からのみお筋が狭く、生き物の出入りが難しいことも影響しているようです。

■ 記録された生き物
   【トンボ】マルタンヤンマ♀(産卵)、アオモンイトトンボ(♂)、ノシメトンボ(♂♀)、
     シオカラトンボ(♂♀、産卵)、ウスバキトンボ、アジアイトトンボ(♂♀)、
     ギンヤンマ♀(産卵)(トンボ池でも産卵)
   【魚類】マハゼ、チチブ、クモハゼ、マサゴハゼ
   【甲殻類】アカテガニ、アシハラガニ、クロベンケイガニ、スジエビ、テナガエビ
   【貝類】ドブシジミもしくはマメシジミ
   【水生昆虫】アメンボ、ヒメアメンボ、ハイイロゲンゴロウ、ユスリカ類の一種
 ※ アメリカザリガニ、ヒメタニシ、ウシガエル(成体、オタマジャクシ)は見つかりませんでした。何故?トンボ池とは大違いでした。

■エコアップの目標決まる
 上流ワンドの生き物調査の結果、魚や水生昆虫などの姿が思ったより少なく、エコアップの必要性を感じました。あるべき姿として、以下の二つを目標にエコアップすることになりました。
 ※目標/多様な水辺環境をつくるために・・・・
   1.春、コイやフナ、ナマズなどが産卵に入ってくる
   2.20〜30種のトンボが見られる

■次回、10月24日はガマやヨシなどの草刈です。参加希望の方は事務局まで申し込んでください。

 【豆知識】ワンドは日本語。湾処(わんどころ)が変化した。文字通り、川の本流とつながり湾のようになったところ。小魚など多様な生き物の棲みかとなっている。
                          写真/左:三森講師 右:生きもの調査のようす


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